2006年03月23日

音と訓で読む熟語

「土地成金」はもちろん、とちナリキンと読んで、セイキンとは読みませんね。
ナリは訓読み、キンは音読みです。このようなケースを湯桶読みといいます。
「円高」はエンが音読み、ダカが訓読みです。これは重箱読みといいます。
湯桶読みや重箱読みはそれほど多くありませんが、日常生活の用語には意外に多く含まれています。

では次の漢字は何と読むでしょう?

1.新型
2.寝相
3.消印
4.縁側
5.生粋
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2006年03月20日

唐音の読み、続きです

唐音の読み取り、少し難しくなります。

6.行脚
7.胡乱
8.暖簾
9.箪笥
10.竹箆

ヒント
7.胡はでたらめという意味。胡散もほぼ同意。
10. 竹箆は禅宗で僧が指導のさいに用いる竹べら。
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2006年03月16日

特殊な読み方、唐音

唐音の熟語は、あまりお目にかかりません。このため難しい読みになりますが、一度覚えると忘れないでしょう。

道具類や禅宗の用語などに多いですね。では、次の漢字、読めますか?

1.蒲団
2.椅子
3.提灯
4.普請
5.火燵

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2006年03月13日

ひと味違う呉音の読み

前回、漢字の読みには呉音・漢音・唐音の三種類の音読みがあると言いました。
実際のところは、その時代の日本人が耳にした発音から判断したのでしょう。
外来語が入ってくる場合、発音が正確に伝わらず、日本語流に変えられることがしばしばです。
中国の音は、「四声」といわれ、アクセントで使い分けられます。日本ではそれがないので、適当に日本語流になっただろうと想像できますね。

では、呉音の読み取り問題つづきです。

6.清浄
7.刃傷
8.功徳
9.明星
10.勧請

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2006年03月08日

同じ漢字になぜ読みが三通り以上も?

たとえば「行」という字。
  行灯……あんどん
  行列……ぎょうれつ
  行動……こうどう
というように、音読みだけで3種類ありますね。
「ギョウ」は呉音、「コウ」は漢音、「アン」は唐音。

呉音は日本に一番早く入ってきた読みで、中国の揚子江以南にあたる呉の地方の発音だそうです。五世紀ごろから仏教とともに伝来したもので、そのため仏教用語にこの読みが多いのです。

漢音はその後、奈良・平安時代に遣隋使・遣唐使によって伝えられた読み。長安の都を中心に、漢民族の使っていた発音で、標準語に当たるとか。このため先に入っていた呉音は、方言として使用まかりならぬと禁令まで出され、漢字の読みは漢音に変えられることになったのです。

唐音は室町時代以降、禅僧や貿易商人によって伝えられました。中国では宋・元・明の時代に当たりますが、当時中国を一般に唐と呼んでいたので、唐音といわれるようになりました。ただし数としては少ないです。

では、問題です。次の漢字の読みは?

1.久遠
2.今生
3.仁王
4.公事
5.兵糧
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2006年03月06日

音読みと訓読みがある訳は

音読みと訓読みは、どうしてできたのでしょうか。

かつて私たちの先祖は、日本語は持っていましたが、文字は持たなかったのですね。
そこへ大陸から漢字が入ってきました。

特に五世紀ごろ、朝鮮からの渡来人が大和朝廷で記録を司るようになり、漢字が日本人に使われるようになりました。
このとき中国の漢字はそのまま中国語の発音で読まれていて、文章も漢文で書かれていました。
漢字が次第に普及してくると、日本語の表現に漢字を用いる工夫がなされるようになったのです。
○音がなの発生(鳥→「止利」)……これが後に平仮名、片仮名を生むことになります。
○訓がなの発生(「山」が日本語の「やま」を表していることを知り、山をヤマと読むようになるなど)……これが訓読みのおこりです。

こうして八世紀になって、音がなと訓がなを使って『古事記』や『万葉集』がつくられ、漢字で日本語を表現できるようになったのです。

では、百人一首に歌を残している小野篁(たかむら)が次の言葉?を何と呼んだでしょう?

「子子子子子子子子子子子子」
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2006年03月02日

続いて読み取りの問題

あてずっぽうで誤読したり、知ったかぶりして恥かいたり。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥といいます。
知らないことは知らないと言うことも勇気。
さて、ちゃんと読めてますか?

6.熾烈
7.嗅覚
8.邁進
9.鼻腔
10. 残滓
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2006年02月27日

形成文字は簡単とあなどると……

形成文字はツクリなどから推測で読めば、だいたい正解になるのですが、そうはいかない漢字も。
間違いなく読めますか?
        ヒント 
1.進捗――交渉と混同しないで
2.流暢――暢のツクリのヨウではない
3.払拭――拭の式の字にとらわれると
4.稠密――稠の字は読みを間違えやすい
5.破綻――ハジョウではない



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2006年02月23日

漢字の仕組み

漢字の種類については後漢時代に許慎という民間の篤学者が、『説文』を著して、六種類に分類しています。
@象形文字
A指示文字
B会意文字
C形声文字
D転注文字
E仮借文字
ただし、転注や仮借は、文字の作り方というより、その応用に当たるので、字源としては前の四種類になります。

では、ツクリを読めばほぼ正解という形成文字の読み方問題の続きです。
6.蘚苔類
7.霹靂
8.纐纈
9.襦袢
10.巍峩
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2006年02月20日

知らない漢字もこれで読める!

難しい漢字もあてずっぽうで読むことができます。

たとえば、「負傷者を担架で」「資源の枯渇」
担架の「担」はツクリが元旦の旦なので「タン」
「架」は上の加を見て「カ」というように。
枯渇の「枯」はツクリの古で「コ」と読めます。つまり古という音符を含んだ形成文字で、固、故、箇なども同じ読みになります。
「渇」は、ツクリが「カツ」で、喝、葛、褐なども同じ読み。
さらに意味の点からいうと、枯は木へんなので、古い木だから枯れる、ひからびるという意味。
渇のツクリはかすれ声でどなるというのが原意。サンズイがつくことによって、水がかわく、のどがかわくという意味になります。

漢字の主流になっている形成文字というのは、このようにおよその見当で読めて意味も分かります。もちろん例外もありますが。
だから、漢字に強くなる第一のカギは、形成文字に強くなること!

では、次の漢字を読んでみましょう。

1.蠢動
2.儀仗兵
3.麒麟
4.松籟
5.疥癬

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2006年02月16日

三者択一、どれが正解?

似ている字ですが、さて、どれが正解でしょう?

1.満(さい)―裁・栽・載
2.(ぐう)発 ―遇・偶・寓
3.貫(てつ)―徹・撤・轍
4.(ふく)製 ―復・複・腹
5.(ふん)飾 ―扮・紛・粉

似ている字のなかでも、読みが同じだと誤りやすいですね。
こうして、並べると混乱しそうですが……。
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2006年02月13日

一生ついて回る冠婚葬祭用語

人生、生れてから死ぬまで、いろいろの仕来り・行事にしばられていますねえ。
その冠婚葬祭用語の読み取り問題です。

1.産養い
2.着袴
3.寿留米
4.念珠授与
5.左義長
6.盂蘭盆会
7.湯灌
8.頭北面西右脇臥

ヒント
1.昔は生れて三・五・七・九夜目に祝った……。
2.室町時代からの、五歳男児のお祝い。
3.結納のセットの一品。
4.仏前結婚式で、指輪の交換のかわりに。
5.宮中で正月十五日および十八日の朝に行われた儀式。
6.旧暦で行うところも多い。
7.旅立ちのため、世俗のちりを落として遺体を清める。
8.北枕などお釈迦様が亡くなったときの状態。
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2006年02月12日

小説の主人公の名前は?

古今東西の物語の主人公は、心に残るものです。

では、次の小説に登場する主人公の名前、ご存知ですか?

1.不義の恋にふけったという告げ口に惑い、最愛の妻デスデモナを殺してしまうのは―
2.ゼウスとディオネの娘ともいわれる愛と美の女神は―
3.ダイヤの指輪に目がくらんで、熱海の海岸で寛一を捨てた女性は―
4.『ヴェニスの商人』に登場する貪欲なユダヤ人の高利貸しの名は―
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2006年02月08日

俳句の季語続き

季節を表す季語、夏の季語にいってみましょう。

【夏の季語】

入梅、短夜、土用、雲の峰、夕凪、虹、雷、雪渓、青田、菖蒲湯、単衣、冷麦、虫干、幟、矢車、桜桃忌、蛇、時鳥、鮎、鮑、夾竹桃、向日葵、草いきれ、夏薊

では、次の俳句の季節はいつ?

1.茉莉花の香指につく指を見る(横山利一)
2.遠空を染むる花火や盆芝居 (水原秋桜子)
3.此頃の吉原知らず酉の市 (高浜虚子)
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2006年02月06日

季節感を大切にする日本語

五七五の十七文字で、ひとつの世界を描き出す俳句。
特に季節感を大事にする短い文学ですね。十七文字のなかに季節を表す季語が入っています。
季語はたったひとつの言葉で季節を表すわけですが、待ち遠しい春の代表的な季語をあげてみましょう。

【春の季語】

初春、余寒、啓蟄、長閑、遅日、花冷え、苗代時、八十八夜、東風、風光る、春雨、焼山、水温む、入学、柳祭、桜漬、伊勢参、聖霊会、蛙、雉、岩燕、桜貝、蜂、ライラック、沈丁花、水菜、山葵、土筆、若布、海苔、鰆

では次の季語の季節はいつでしょう?

1.雪の果
2.目刺
3.鳥雲
4.雪渓
5.蛇
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2006年02月04日

名作の書き出し、さすが名作。

吾輩は猫である。名前はまだ無い。どこで生れたか、頓と見当がつかぬ。何でも、薄暗い、じめじめした所で、……。

この文章で始まる文学作品の名は?
分かりますよね。夏目漱石の『吾輩は猫である』ですね。

では、次の書き出しで始まる作品の名前は?

1.国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に……

2.いまは昔、竹取の翁といふもの有りけり。野山にまじりて竹を取りつつ……

3.月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也。舟の上に生涯をうかべ……

4.祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰……

5.道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと思う頃……

6.木曽路はすべて山の中である。あるところは岨づたいに行く崖の道……

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2006年02月02日

文の切り方を間違えると、意味が??

文の切れ目が少し変わるだけで意味が大きく違ってしまう場合があります。
では、次の文章、どこで切るでしょう?

1.一丁字なく(いっていじなく)
2.一頭地を抜く(いっとうちをぬく)
3.一敗地に塗れる(いっぱいちにまみれる)
4.間髪を容れず(かんはつをいれず)
5.綺羅星の如く(きらぼしのごとく)
6.人生行路難し(じんせいこうろかたし)
7.一衣帯水(いちいたいすい)
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2006年01月30日

地名の読み取り(2)

続いて問題 どこの何と言う地名でしょう?

6.寒河江――全国一のサクランボの産地。
7.羽咋 ――能登半島の機業都市。
8.美唄 ――アイヌ語の当て字。
9.倶利伽羅――梵語で不動明王をいう。
10.御母衣――ダムがある。

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2006年01月28日

難しい地名、読めますか?

地名はやはりその地域性が感じられますね。
例えば北海道はアイヌ語を起源とするものが多く、沖縄県も読み方が一般とは違っている地名が多いです。
最近は合併して名前が変わって、とまどったりしますが……。

では、問題。どこの何と読むでしょう?

1.相生 ――そろって成長すること。
2.糸魚川――古く「魚」はイオと読んだ。
3.交野 ――大阪のベットタウン。
4.嘉手納――東洋最大の米軍基地がある。
5.更埴 ――更科(サラシナ)と埴科(ハニシナ)が合併して……。



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2006年01月26日

こんな人の名前も! 読めるかな?

人の名前にもいろいろあります。
一般庶民に名字が許されるようになったのは明治維新以降で、つけるのもご隠居さんとかに頼んだりしてかなり安直だったらしいです。

では、次の名字読めますか?

1.日月
2.四月一日
3.行方
4.大器
5.九
6.去来川
7.一番合戦
8.七寸五分
9.十八女
10.四十八朝
11.弐百兎

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